カイロプラクティックとは

 「整体ですか?」とか「マッサージですよね?」とよく言われますが、実は全く違います。 確かに、患者さんの健康の回復を願い、お役に立ちたいという目的は同じなのですが・・・定義がそれぞれ違います。 カイロプラクティックは、痛みや症状の原因を分析し、骨格のゆがみ、特に背骨や、骨盤の異常を手技によって矯正して正しい位置に戻します。 その事によって神経の働きを回復させ、本来皆さんが持っている「自己治癒力」を高めるとともに再発の可能性を低くすることを主な目的とし、心身の健康に及ぼす影響を取り扱うヘルスケアの専門職です。

カイロプラクティックの歩み

 1985年アメリカでD・Dパーマー氏が耳の不自由な男性の背骨のズレを矯正し、聴覚を回復させたことがカイロプラクティックの始まりです。 そして、「背骨-神経-健康」基本柱ができました。 語源はギリシャ語のカイロ=手、プラティコス=技、「カイロプラクティック」=「手による療法」という意味です。 改善を重ねながら今日では世界100カ国以上で実施、公認されており、約40カ国では法制化されています。 米国公認のD.C(ドクターオブカイロプラクティック)の資格は様々な国で医師と同等の資格として認められています。 また、国連のWHO(世界保健機関)でも認められており、オリンピックなどでも、トレーナーとして多くのカイロプラクターが活躍している国際的ヘルスケアです。

 ただ残念ながら未だに日本では法制化されていません。 社会的にカイロプラクティックの安全性と有効性を求める声も高まり厚生労働省も無視できない動きになってきていますが、日本ではWHO基準にそったカイロプラクターの数が非常に少ないのが現状です。 それは教育機関に問題があり、施術者の知識、技術にあまりにもバラつきがあるからだと思います。 今後、日本でのカイロの発展のためにも私たちカイロプラクターは日本の教育基準の発展に力を入れていかなければなりません。

カイロプラクターから皆さんへのメッセージ

 手術や薬を用いず自然で安全かつ効果的なカイロは、0~90歳と幅広い年齢層の方、妊婦の方にも受けていただけます。 特に妊婦の方にはお勧めしたいです。デリケートな時期こそカイロで体調を整えて安産対策をしてほしいです!(これまで当オフィスに来られた妊婦さんは皆さん安産でした!) 現代病とも言える肩こり、頭痛、腰痛は増加し続け、大人だけの問題ではなく、子供たちの間でも多く診られるようになってきました。便利になりすぎた現代、筋肉と骨の成長のバランスが崩れてきていますが、その原因はパソコン、携帯等で目や肩を酷使するなど、日常生活の中にあります。当オフィスにも毎日のように低年齢の患者さんが来られています。 いずれにおいても、骨格の歪みが大きく関わる症状です。

 筋肉をほぐしたり、伸ばしたりでは対処療法だけになってしまい、筋肉、靭帯の問題はレントゲン、MRIなどでは判断しにくいのが現状です。 私の個人的な意見になりますが、「手当て」に勝る療法はないと思っています。 患者さんを想い、苦痛を共感し、最善を尽くして、手を当て原因を追究し、問題を解決していく。 カイロの歴史の中で実証された「背骨-神経-健康」の柱を基盤にした、この「手当て」が皆様のお役に立てますように心から願っています。 カイロの他にもアロマセラピー、鍼灸、柔道整復(整骨・接骨)、整体など、いろいろな施術がありますが、それぞれの施術者がそれぞれの定義、理論の中で患者さんの問題解決に全力を注いでいます。 自分に合った施術を見つけ、我慢せず一日でも早く健康になってください。 健康な心体は幸せの第一歩です。